今回の社内講習は駆動表でした。
A)商品マスター 100万件
B)注文伝票の中の2023年11月20日のもの 2万件
があるときに
- 注文伝票のうち2023年11月20日のレコードを一覧表示するが、商品マスターと結合して商品名も表示する。この時の駆動表はどれで、一覧の件数は何件か?
- 商品マスターを一覧表示するが、その商品を持つ注文伝票のうち直近の注文番号も表示する。注文が存在しない場合は「-1」と表示する。この時の駆動表はどれで、一覧の件数は何件か?
上記いずれも商品マスターと注文伝票を表結合して取得しますが、正解は、
1は注文伝票が駆動表で、2万件。
2は商品マスターが駆動表で100万件。
です。
駆動表というのはその検索結果の件数を決めるもので、業務説明で出てくる「xxを一覧表示したい」のxxがおおむね駆動表です。検索条件(WHERE句)に色々書くと検索件数のみで見極めるのが難しくなりますが、考え方としてはこの通りです。
この業務意図を明確にするため、駆動表をFROM句に書く事を心掛けるようにつつじ社員に教えています。
みなさんにもお薦めします。